第28回午前第100問の類似問題

第31回午後:第51問

31歳の男性。下顎左側の疼痛と腫脹を主訴として来院した。1週前から下顎左側小臼歯部の咬合痛、4日前から同部の自発痛を認め、昨日から疼痛の増悪と腫脹が生じたという。顎下部膿瘍と診断され、消炎処置を行った。処置中の写真(別冊午後 No.18)を別に示す。 矢印で示す器材の目的はどれか。1つ選べ。

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1: 止血

2: 鎮痛

3: 細菌培養検査

4: 排膿路の確保

第26回午後:第101問

80歳の女性。部分床義歯の印象採得のため個人トレーを作製した。模型の写真A(別冊午後No.23 A)と個人トレーの写真B(別冊午後No.23 B)を別に示す。 模型に適合するのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第28回午前:第68問

56歳の女性。歯肉からの出血を主訴として来院した。プラークコントロールの確立後、歯科医師の指示によりグレーシータイプキュレットを用いてスケーリングを行うことになった。初診時の口腔内写真(別冊午前No.18)を別に示す。処置前に説明すべき術後の症状はどれか。2つ選べ。

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1: う蝕発病

2: 構音障害

3: 歯肉退縮

4: 象牙質知覚過敏

第29回午前:第55問

歯科矯正治療で、ある操作を行っている写真(別冊午前No.20A)と操作時に用いた器具の写真(別冊午前No.20B)を別に示す。器具の目的はどれか。1つ選べ。

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1: 帯環の撤去

2: 歯冠サイズの計測

3: アーチワイヤーの選択

4: ブラケットの位置設定

第31回午後:第86問

20歳の女性。矯正歯科治療のリコール時の口腔内写真(別冊午後 No.40) を別に示す。 歯ブラシとともにプラークコントロールに用いるのはどれか。1つ選べ。

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1: 口腔洗浄器

2: タフトブラシ

3: スポンジブラシ

4: デンタルフロス

第28回午前:第49問

34歳の男性。右側顎下部の疼痛を訴えて来院した。下顎右側智歯周囲炎をたびたび起こしていたが、4日前より顎下部の疼痛が増し、開口障害も発現したという。開口は1横指であり、右側顎下部の自発痛、圧痛は著しく、強い嚥下痛もみられた。初診時の顔貌写真(別冊午前No.9A)と顎下隙を開放し消炎手術を行っている写真(別冊午前No.9B)を別に示す。矢印で示す器具はどれか。

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1: 破骨鉗子

2: 剝離剪刀

3: 眼科剪刀

4: モスキート鉗子

第26回午後:第105問

8歳の男児。下顎右側第一大臼歯が歯髄壊死となり、根管治療を行った。本日、根管充填を行う予定である。準備するのはどれか。

1: EBAセメント

2: ホルムクレゾール

3: 水酸化カルシウム製剤

4: ガッタパーチャポイント

第28回午後:第82問

25歳の男性。下顎骨骨折治療のため顎間固定中である。口腔内写真(別冊午後No.22)を別に示す。口腔衛生管理に用いるのはどれか。2つ選べ。

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1: 人工唾液

2: 口腔洗浄器

3: タフトブラシ

4: デンタルフロス

第31回午後:第105問

32歳の男性。下顎左側第三大臼歯を下顎孔伝達麻酔下で抜去した。当日の患者指導で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 今日は入浴してもかまいません。

2: 今日は激しい運動は控えてください。

3: 唇や舌を噛まないように注意してください。

4: 出血が気になるときは強くうがいをしてください。

第28回午前:第76問

レジン系小窩裂溝塡塞の実施で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 咬合調整は重合前に行う。

2: 酸処理後は白濁を確認する。

3: 重合後はフッ化物を塗布する。

4: 酸処理前にフッ化物配合研磨剤による歯面清掃を行う。

第31回午後:第81問

78歳の男性。定期健診のため来院した。歯科医師から口腔衛生指導を行うよう指示を受けた。口腔内写真(別冊午後 No.39)を別に示す。 上下顎補綴装置の清掃に共通するのはどれか。1つ選べ。

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1: 歯周ブラシ

2: タフトブラシ

3: スーパーフロス

4: スポンジブラシ

第27回午後:第42問

27歳の男性。上顎左側側切歯の違和感と疼痛を訴えて来院した。同部の違和感は4日前から気付いていたという。同部に波動を触知した。初診時の口腔内写真(別冊午後No.4A)とエックス線写真(別冊午後No.4B)を別に示す。 考えられる対応で、最初に行われるのはどれか。

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1: 膿瘍切開

2: 根尖搔爬

3: 根尖切除

4: 歯根切断

第23回午前:第1問

第一大臼歯の咬合面を模式図に示す。○は咬頭頂である。部位はどれか。

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1: 上顎右側

2: 上顎左側

3: 下顎右側

4: 下顎左側

第31回午後:第41問

上顎右側中切歯唇側に5級窩洞を形成し、コンポジットレジン修復を行うことになった。 窩洞形成前に行うのはどれか。2つ選べ。

1: 色合わせ

2: 歯間分離

3: 歯髄保護

4: 歯肉排除

第29回午前:第63問

20歳の女性。歯の裏側の違和感を主訴として来院した。口腔内写真(別冊午前No.24)を別に示す。矢印で示す付着物を評価できる指標はどれか。1つ選べ。

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1: PlI

2: OHI

3: PHP

4: PMA Index

第30回午後:第47問

70歳の男性。上全部床義歯の紛失による咀嚼障害を主訴として来院した。上顎精密印象採得後の写真(別冊午後 No.11)を別に示す。丸で囲んだ部分の解剖学的指標はどれか。1つ選べ。

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1: 口蓋小窩

2: 上唇小帯

3: 切歯乳頭

4: 翼突下顎ヒダ

第28回午前:第50問

34歳の男性。右側顎下部の疼痛を訴えて来院した。下顎右側智歯周囲炎をたびたび起こしていたが、4日前より顎下部の疼痛が増し、開口障害も発現したという。開口は1横指であり、右側顎下部の自発痛、圧痛は著しく、強い嚥下痛もみられた。初診時の顔貌写真(別冊午前No.9A)と顎下隙を開放し消炎手術を行っている写真(別冊午前No.9B)を別に示す。顎下隙の開放・排膿の直後に行う処置はどれか。

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1: 創面の縫合

2: 試験的穿刺

3: ドレーン挿入

4: 顎下隙の洗浄

第26回午前:第103問

部分床義歯の咬合床の写真(別冊午前No.32)を別に示す。 矢印が示す材料はどれか。

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1: 常温重合レジン

2: トレーコンパウンド

3: モデリングコンパウンド

4: ユーティリティワックス

第29回午前:第51問

26歳の女性。下顎前歯部の違和感を主訴として来院した。2か月前に気付いたが、痛みがないため放置していたところ、徐々に大きくなってきたという。現在妊娠16週であり、全身疾患はない。口腔内写真(別冊午前No.17)を別に示す。患者への説明として適功なのはどれか。1つ選べ。

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1: 間食は避けて下さい。

2: 出産後はさらに大きくなります。

3: 症状に変化があっても様子をみてください。

4: ていねいなブラッシングを心がけてください。

第26回午後:第58問

4歳の男児。下顎左側第二乳臼歯のう蝕治療を希望して来院した。潰瘍性歯髄炎と診断し、局所麻酔下に生活歯髄切断後、既製乳歯冠修復を行った。診療後の保護者への説明で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 口唇をよく冷やしてください。

2: すぐに食事をしてもかまいません。

3: しばらくの間ガーゼを咬ませていてください。

4: 今日は粘着性のある食品を食べるのは控えてください。