第28回午前第50問の類似問題

第26回午前:第105問

28歳の女性。下顎左側第三大臼歯の抜歯を行った。帰宅後に抜歯窩からの出血が止まらないため再度来院した。診察の結果、止血処置を行うことになった。準備するのはどれか。2つ選べ。

1: 骨蠟

2: 骨バー

3: 骨ヤスリ

4: ゼラチンスポンジ

第24回午後:第46問

67歳の男性。前歯に根面板を装着後、左側臼歯を抜歯し、補綴装置を装着した。抜歯前の口腔内写真(別冊午後 No.6A)、装置装着後の口腔内写真(別冊午後 No.6B)および装置の写真(別冊午後 No.6C)を別に示す。この装置の名称はどれか。

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1: 顎義歯

2: 塞栓子

3: スピーチエイド

4: オーパーデンチャー

第30回午前:第45問

58歳の女性。頬の内側の白い線が心配になって来院した。起床時に咬筋部や側頭筋部の疼痛を自覚するという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.9)を別に示す。原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。

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1: 口呼吸

2: 咬唇癖

3: 弄舌癖

4: くいしばり

第25回午後:第58問

5歳の男児。上顎右側第二乳臼歯の多歯面う蝕に対し、既製乳歯冠修復を行うことにした。既製乳歯冠修復を試適していたところ、口腔内に落下させた。直ちに行うのはどれか。

1: 上半身を起こす。

2: 顔を横に向かせる。

3: ハイムリック法を実施する。

4: バキュームを口腔内に挿入する。

第25回午前:第69問

上顎右側中切歯のプロービング時の写真(別冊午前No.18)を別に示す。正しい挿入操作はどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第30回午前:第109問

65歳の男性。上顎左側中切歯の精査を行うためにエックス線撮影を行った。撮影したエックス線写真(別冊午前 No.38)を別に示す。この画像が得られるのはどれか。1つ選べ。

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1: 磁気共鳴装置

2: 口腔内エックス線装置

3: 歯科用コーンビームCT

4: パノラマエックス線装置

第31回午前:第53問

8歳の女児。前歯部反対咬合を主訴として来院した。矯正装置を装着したときの側貌写真(別冊午前 No.18)を別に示す。 装置の治療効果はどれか。1つ選べ。

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1: 上顎前歯の唇倒移動

2: 上顎骨の前方成長促進

3: 下顎骨の前方成長抑制

4: 上顎歯槽基底部の側方拡大

第28回午前:第83問

27歳の女性。市町村保健センターの妊婦歯科健康診査で歯肉炎を指摘され、歯科医院を受診した。検査の結果、妊娠時の歯肉炎と診断された。現在、妊娠10週で、つわりはない。 口腔衛生管理で伝える内容はどれか。

1: 出産してから処置を始めましょう。

2: 炎症症状の改善のため抗菌薬を服用しましょう。

3: 歯ぐきに麻酔して汚れを完全に取り除きましょう。

4: 歯肉炎の原因であるプラーク除去のためしっかり磨きましょう。

第30回午後:第56問

4歳の男児。食事中の口腔内の痛みを主訴として来院した。4日前に発熱したが現在は解熱しており、口腔内外に水疱がみられる。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.19A)と手、足の写真(別冊午後 No.19B、C)を別に示す。原因と考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: アデノウイルス

2: エンテロウイルス

3: ムンプスウイルス

4: コクサッキーウイルス

第28回午後:第20問

25歳の女性。健康相談会場で、上顎前歯の形態異常を相談された。口腔内を観察したところ、前歯部に歯の損耗(Tooth wear)がみられた。う蝕は認められなかった。原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

1: 口呼吸

2: 歯ぎしり

3: 抗菌薬の服用

4: 管楽器の演奏

第28回午前:第51問

36歳の女性。舌背部の異常を主訴として来院した。舌背部後方正中付近に舌乳頭が欠落した淡赤色の粘膜が認められる。疼痛などの不快事項はみられない。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.10)を別に示す。 考えられるのはどれか。

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1: 舌癌

2: 溝状舌

3: 地図状舌

4: 正中菱形舌炎

第28回午後:第83問

10歳の女児。保護者から奥歯が上手に磨けないことを主訴として来院した。出生時から脳性麻痺の診断があり、日常生活は全介助で、緊張すると噛みしめてしまうという。歯科医師の診察でう蝕はなかったが、歯頸部に歯垢が付着していた。初診時の写真(別冊午後No.23)を別に示す。口腔衛生管理で保護者へ説明するのはどれか。2つ選べ。

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1: 本人に口唇閉鎖を促すよう説明する。

2: 清掃時に用いる開口保持器具を紹介する。

3: 歯科医院での定期管理の必要性を説明する。

4: う蝕がないので適切に磨けていることを伝える。

第28回午後:第62問

15歳の男子。う蝕治療を希望して来院した。デュシェンヌ型筋ジストロフィーで歩行困難である。この疾患の口腔内の特徴はどれか。2つ選べ。

1: 開咬

2: 巨舌

3: 過剰歯

4: 歯列弓狭窄

第31回午前:第48問

81歳の男性。義歯舌側部に付着した白色物の除去を希望して来院した。下顎部分床義歯は1年前に装着したという。矢印で示す付着物を超音波洗浄器で除去することになった。使用中の義歯の写真(別冊午前 No.15)を別に示す。 併用するのはどれか。1つ選べ。

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1: 温湯

2: 酸性溶液

3: 中性洗剤

4: アルコール

第31回午前:第43問

49歳の男性。ブラッシング時の歯肉からの出血を主訴として来院した。1年前から気付いていたが放置していたという。慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療を行った。初診時と歯周基本治療終了時の口腔内写真(別冊午前 No.9A、B)と、初診時と歯周基本治療終了時の歯周組織検査結果(別冊午前 No.10A、B)を別に示す。 改善したのはどれか。2つ選べ。

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1: 歯根露出

2: 歯肉腫脹

3: 歯肉出血

4: 歯肉肥大

第26回午前:第83問

45歳の女性。歯磨き時に上顎右側臼歯部の歯肉から出血することを主訴として来院した。口腔内写真(別冊午前No.23)を別に示す。 ブラッシング指導時に、患者からどのような歯磨剤が良いか質問を受けた。 症状を緩和する歯磨剤の薬効成分はどれか。

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1: 硝酸カリウム

2: トラネキサム酸

3: フッ化第一スズ

4: ピロリン酸ナトリウム

第31回午前:第71問

34歳の女性。冷たいものが歯にしみることを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.26)を別に示す。しみるのが強い部分を矢印で示す。 主訴の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: う蝕

2: 歯石

3: 歯列不正

4: 外傷性咬合

第29回午後:第57問

4歳の男児。う蝕治療を目的として来院した。保存不可能な乳臼歯が抜去され、装置が装着された。装置装着時の口腔内写真(別冊午後No.22)を別に示す。この装置の目的はどれか。1つ選べ。

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1: 垂直的保隙

2: 近遠心的保隙

3: 歯の歯体移動

4: 咀嚼機能の回復

第28回午前:第86問

67歳の女性。左舌癌の切除再建術後3週で、主治医より退院後の口腔衛生管理を依頼された。まだ創部がしみるという。来院時の口腔内写真(別冊午前No.22)を別に示す。口腔衛生管理を行うにあたり考慮するのはどれか。2つ選べ。

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1: 鼻呼吸

2: 体脂肪率

3: 舌の可動域

4: 患者の心理状態

第23回午後:第43問

53歳の男性。歯肉の異常を訴え来院した。全身的には糖尿病、高血圧、狭心症があり、それぞれに投薬を受けているという。上顎臼歯部頰側面観の口腔内写真(別冊午後No.6A)と同口蓋側面観の口腔内写真(別冊午後No.6B)とを別に示す。 この患者の歯肉異常に関与する薬剤はどれか。 別冊 午後 No.6 A、B 写真

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1: インスリン

2: ニフェジピン

3: フェニトイン

4: ニトログリセリン