第26回午後第89問の類似問題

第30回午後:第90問

保育園より、5歳児に対する口腔保健指導を依頼された。この保育園の平均的な日課を図に示す。保育士への助言で適切なのはどれか。2つ選べ。

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1: おやつ後の洗口を奨励する。

2: 水分補給としてスポーツドリンクを与える。

3: 歯磨き時にフッ化物配合歯磨剤の使用を推奨する。

4: フッ化物配合歯磨剤使用後はよくうがいをさせる。

第26回午前:第84問

11歳の女児。学校歯科健康診断で歯科医院の受診を勧められて来院した。歯科医院での口腔内診査を別に示し、歯垢染色後の口腔内写真(別冊午前No.24)を示す。 適切な対応はどれか。2つ選べ。

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1: 要観察歯の磨き方を指導する。

2: う蝕になるリスクが低いことを説明する。

3: 口腔内が永久歯列に交換したことの重要性を説明する。

4: 自宅で定期的に歯垢染色して磨き残しを確認することを勧める。

第22回午前:第58問

3歳の女児。歯科健康診査で舌小帯の異常を指摘されて来院した。 初診時の舌突出時の写真(別冊午前No.8)を別に示す。 考えられる問題はどれか。

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1: 口呼吸

2: 味覚障害

3: 構音障害

4: 口唇閉鎖不全

第28回午前:第58問

3歳6か月の男児。3歳児歯科健康診査で軟組織異常の指摘を受けて来院した。上唇を上方に牽引した初診時の口腔内写真(別冊午前 No.15)を別に示す。 今後注意すべきことはどれか。

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1: 開口障害

2: 嚥下障害

3: 構音障害

4: 永久歯萌出時の位置異常

第30回午前:第57問

8歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。上顎左側第一乳臼歯の歯髄処置後、乳歯既製金属冠を用いて修復した。処置後の口腔内写真(別冊午前 No.20)を別に示す。処置当日の注意点はどれか。1つ選べ。

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1: 粘着性食品の制限

2: 装着直後の飲水制限

3: 夕食後の歯磨き制限

4: フッ化物配合歯磨剤使用の制限

第24回午後:第92問

A幼稚園では「健康な子供を育てるための勉強会」を保護者対象に行っている。歯科保健について30分間の講話を依頼された。内容として適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 口呼吸による弊害

2: 第二大臼歯のう蝕予防

3: ショ糖とう蝕との関係

4: 側方歯群の交換と歯列不正

第27回午後:第94問

34歳の女性。むせることを主訴として保護者と来院した。脳性麻痺との診断があり、幼少期から刻み食を食べていたが、2か月前からむせるという。口腔内に特に病変はない。食事の評価の写真(別冊午後No.19)を別に示す。 矢印が示す検査でわかるのはどれか。2つ選べ。

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1: 誤嚥

2: 咀嚼

3: 嚥下音

4: 食塊残留

第27回午後:第83問

乳幼児期と保健管理の組合せで適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 7〜8か月ーーー口の中を触れることに慣れさせる。

2: 1歳6か月ーーー指しゃぷりの習慣をやめさせる。

3: 3歲ーーー日常の歯磨きが自立する。

4: 5歲ーーー食生活を含めた口腔管理が必要になる。

第30回午後:第56問

4歳の男児。食事中の口腔内の痛みを主訴として来院した。4日前に発熱したが現在は解熱しており、口腔内外に水疱がみられる。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.19A)と手、足の写真(別冊午後 No.19B、C)を別に示す。原因と考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: アデノウイルス

2: エンテロウイルス

3: ムンプスウイルス

4: コクサッキーウイルス

第24回午後:第86問

次の文を読み、〔問題 85〕、〔問題86〕に答えよ。 9歳の女児。定期健康診査を希望して来院した。歯科保健指導を行うにあたり、2色性の歯垢染色剤を用いて染め出した。染め出し後の口腔内写真(別冊午後 No.20)を別に示す。 この女児へ指導する適切な口腔清掃法はどれか。2つ選べ。

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1: バス改良法

2: チャーターズ法

3: スクラビング法

4: 1歯ずつの縦磨き法

第29回午後:第59問

75歳の女性。食べにくいことを主訴として来院した。脳幹梗塞の後遺症により右側の舌に麻痺が生じたため、舌接触補助床が製作された。口腔内に装着した写真(別冊午後No.23)を別に示す。改善できるのはどれか。1つ選べ。

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1: 口腔への取り込み

2: 口腔から咽頭への送り込み

3: 咽頭から食道への送り込み

4: 食道から胃への送り込み

第29回午後:第81問

乳児の保護者に対する適切な口腔保健指導はどれか。2つ選べ。

1: 授乳方法

2: 口腔習癖の指導

3: フッ化物洗口の推奨

4: 乳歯の萌出時期の説明

第29回午後:第106問

4歳の女児。歯科健康診断でう蝕を指摘され、歯科治療を希望して来院した。母親から、歯科治療は初めてで不安を抱いていることが告げられた。その他特記すべき全身的な既往はみられない。適切な対応はどれか。2つ選べ。

1: TSD法

2: 静脈内鎮静法

3: トークンエコノミー法

4: ハンドオーバーマウス法

第30回午前:第80問

4歳の男児。保育士と一緒に来院した。歯科医師による口腔内診査の結果、多数歯う触が認められた。疑われるのはどれか。1つ選べ。

1: 性的虐待

2: 身体的虐待

3: 心理的虐待

4: ネグレクト

第28回午前:第85問

3歳7か月の男児。3歳児歯科健康診査の受診に保護者と訪れた。う蝕罹患型はA型で、歯列咬合に異常はなく、清掃不良「有」の判定であった。1歳6か月児歯科健康診査時では0₂の判定を受けていたが、歯科医院の受診はしていなかったという。 事後措置で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 小児科の受診を勧める。

2: 歯の清掃方法を指導する。

3: 虐待が疑われるので児童相談所へ通報する。

4: 歯科医院でう蝕の治療を受けるよう指導する。

第27回午後:第89問

3歳の男児の保護者へ食生活指導を行うこととなった。ある日の男児の食事記録を示す。 指導内客で適切なのはどれか。2つ選べ。

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1: 手づかみ食べを基本にする。

2: 間食の回数と量を制限する。

3: 朝昼夕の食事を基本に改善する。

4: 飲料をスポーツドリンクに変更する。

第23回午前:第43問

7歳の男児。学校で転倒し顔面を強打し、上顎右側中切歯が脱落したと電話があった。脱落した歯を再植可能か判断するために持ってくるように指示した。来院まで歯を保存する液として適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 緑茶

2: 牛乳

3: 野菜ジュース

4: 0.9%生理食塩液

第29回午後:第77問

6歳の女児。奥歯の歯ぐきが気になることを主訴として来院した。う蝕リスクが高いとの診断で歯科医師の指導により下顎左側第一大臼歯に可及的に小窩裂溝塡塞を行うことになった。口腔内写真(別冊午後No.30)を別に示す。塡塞前に行うのはどれか。2つ選べ。

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1: 咬合調整

2: 歯面清掃

3: 水洗・乾燥

4: ラバーダム防湿

第30回午後:第108問

8歳の男児。う蝕治療のため来院した。アテトーゼ型脳性麻痺のため、不随意運動と強いかみしめにより開口が得られず、開口器を使用することになった。適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 臼歯部に咬ませる。

2: 最大開口位で保持する。

3: 保護者の同意を得てから装着する。

4: 肘と膝をまっすぐに伸ばしてから抑制する。

第22回午前:第86問

6歳の男児。矯正歯科治療中である。上顎前方牽引装置装着時の指導を行うことになった。口腔外装置の写真(別冊午前No.13A)、口腔内装置の写真(別冊午前No.13B)及び口腔内写真(別冊午前No.13C)を別に示す。 男児への指導で正しいのはどれか。2つ選べ。

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1: スクラビング法を指導する。

2: 辺縁性歯周炎について説明する。

3: 歯間ブラシの使い方を指導する。

4: 口腔内装置は外して歯を刷掃するよう指導する。