8か月の乳児。保護者が離乳食を与えている様子を観察した。 ①丸み(くぼみ)のあるスプーンに離乳食を一口分とり、②舌前方にスプーンをあて、③上唇が閉じるのを待って、離乳食を④上顎にこすりつけながらスプーンを引き上げている。 下線部で不適切なのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
1歳1か月の男児の母親へ摂食に関する指導を行うことになった。男児の現在の状態を以下に示す。 ・上下左右乳切歯〈8本〉が萌出している。 ・バナナなどの離乳食を手でつかんで、ロに押し込むようにしている。 ・舌を上下、左右に動かして、押しつぶすように食べている。 ・水分をコップでー口ずつ飲んでいる。 指導で適切なのはどれか、2つ選べ。
1: 一口量を覚えさせていく
2: 平らなスプーンを使用させる
3: 手づかみで食べさせないようにする
4: やわらかなものを前歯でかみ取らせる
生後10か月で離乳後期に入った乳児への食事指導で適切なのはどれか。1つ選べ。
1: 濃い味つけに慣れさせる。
2: 母乳から人工乳へ切替える。
3: 1日3回の食事を定着させる。
4: 弾力の強い食品を食べさせる。
保護者に離乳食の講話をすることになった。用意した離乳食の写真(別冊午後No.19)を別に示す。講話の内容で適切なのはどれか。
1: 離乳開始はこの形状から始めてください。
2: 歯ぐきですりつぶせる時にはこの食事形態です。
3: 手づかみが始まったらこの食材を始めてください。
4: 舌で押しつぶせるようになったら食べさせましょう。