第24回午前第42問の類似問題

第25回午前:第44問

55歳の女性。下顎左側前歯部歯肉の腫脹を訴えて来院した。2か月前から気づいていたが放置していたという。慢性歯周炎と診断され歯周基本治療を行った。初診時の検査でCEJから歯肉辺縁までの距離はいずれの部位も0 mm、再評価時は2mmであった。初診時のロ腔内写真(別冊午前No.7A)と歯周組織検査結果の一部(別冊午前No.8A)、再評価時の口腔内写真(別冊午前No.7B)と歯周組織検査結果の一部(別冊午前No.8B)を別に示す。 改善したのはどれか、2つ選べ。

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1: 歯肉の炎症

2: 付着歯肉幅

3: プロービングデプス

4: アタッチメントレベル

第27回午後:第42問

27歳の男性。上顎左側側切歯の違和感と疼痛を訴えて来院した。同部の違和感は4日前から気付いていたという。同部に波動を触知した。初診時の口腔内写真(別冊午後No.4A)とエックス線写真(別冊午後No.4B)を別に示す。 考えられる対応で、最初に行われるのはどれか。

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1: 膿瘍切開

2: 根尖搔爬

3: 根尖切除

4: 歯根切断

第29回午前:第40問

53歳の男性。上顎左側側切歯の審美障害を主訴として来院した。5年前に治療を受けたという。1年前に気付いたが痛みがないため放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.7)を別に示す。考えられる原因はどれか。2つ選べ。

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1: 口呼吸

2: 研磨の不足

3: オーバーフィリング

4: 過度のスケーリング

第29回午前:第70問

65歳の男性。下顎前歯部の歯肉からの出血を主訴しとて来院した。慢性歯周炎と診断され、歯科医師より歯頸部付着物の除去を指示された。患者はペースメーカーを装着しているという。来院時の口腔内写真(別冊午前No.27)を別に示す。使用するのはどれか。2つ選べ。

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1: エアスケーラー

2: 半導体レーザー

3: 超音波スケーラー

4: シックルタイプスケーラー

第29回午前:第42問

67歳の男性。歯痛を主訴として来院した。下顎左側第二大臼歯に大きなう窩を認め、根管治療が行われることになった。処置中の口腔内写真(別冊午前No.8)を別に示す。丸で囲んだ部分の目的はどれか。1つ選べ。

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1: 接触点の回復

2: 薬液の漏出防止

3: 歯間乳頭部の保護

4: 感染象牙質の再石灰化

第31回午前:第49問

35歳の女性。下顎右側の疼痛を主訴として来院した。1週前から大臼歯部の疼痛を自覚していたが、昨夜は疼痛が増強して眠れず、現在まで38.5°Cの発熱があるという。検査を行っている写真(別冊午前 No.16)を別に示す。 この検査で把握できるのはどれか。1つ選べ。

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1: 骨瘻孔

2: 腐骨分離

3: 下歯槽神経の知覚鈍麻

4: 多数歯の打診痛(弓倉症状)

第22回午前:第34問

43歳の女性。下顎右側側切歯の着色を気にして来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前No.1 A,B)を別に示す。 着色部の側方拡大に関与しているのはどれか。

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1: 歯髄

2: 随床底

3: 象牙芽細胞

4: エナメルー象牙境

第28回午前:第39問

34歳の女性。下顎右側犬歯部の審美障害を主訴として来院した。診査の結果、う蝕症第2度と診断された。初診時の口腔内写真(別冊午前No.2)を別に示す。修復処置として考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: レジン前装冠

2: メタルインレー修復

3: コンポジットレジン修復

4: グラスアイオノマーセメント修復

第28回午前:第45問

63歳の女性。上顎左側臼歯部歯肉からの出血を主訴として来院した。ブラッシング指導とスケーリング後に SRP を行うことになった。口腔内写真(別冊午前 No.6A)とグレーシータイプキュレットの写真(別冊午前 No.6B)を別に示す。 丸印で囲んだ部位に用いるのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午前:第48問

58歳の女性。上顎左側前歯部の顎骨嚢胞摘出術において、粘膜骨膜弁を形成し、嚢胞を明示した術中写真(別冊午前 No.11)を別に示す。次に行う処置で用いるのはどれか。2つ選べ。

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1: 鋭匙

2: 持針器

3: 剝離子

4: 骨ヤスリ

第27回午前:第43問

42歳の女性。上額前歯部歯肉の不快感を主訴として来院した。数年前から前歯部に排膿と出血が認めら、咬合時に動揺するという。プロービング深さは5〜8mmであり、慢性歯周炎と診断された。全身的には特記すべき事項はない。初診時の口腔内写真(別冊午前No.10A)とエックス線写真(別冊午前No10B)を別に示す。 リスクファクターとして考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: 歯石

2: 小帯異常

3: 外傷性咬合

4: 歯の形態異常

第29回午後:第102問

44歳の女性。上顎左側臼歯部の欠損を主訴として来院した。診断の結果、ブリッジを新製することになった。印象採得時に使用する器材の写真(別冊午後No.36A、B)を別に示す。使用するのはどれか。1つ選べ。

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1: 寒天印象材

2: シリコーンゴム印象材

3: モデリングコンパウンド

4: 酸化亜鉛ユージノール印象材

第29回午後:第45問

46歳の女性。上顎右側二第小臼歯の違和感を主訴として来院した。慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療を行った。再評価時のエックス線写真(別冊午後No.11)と歯周組織検査結果の一部(別冊午後No.12)を別に示す。歯周外科治療を行うことになった。考えられる術式はどれか。1つ選べ。

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1: ENAP

2: フラップ手術

3: 遊離歯肉移植術

4: 歯肉弁根尖側移動術

第31回午前:第71問

34歳の女性。冷たいものが歯にしみることを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.26)を別に示す。しみるのが強い部分を矢印で示す。 主訴の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: う蝕

2: 歯石

3: 歯列不正

4: 外傷性咬合

第29回午後:第51問

65歳の男性。下顎右側第一大臼歯の疼痛を主訴として来院した。既往歴として慢性閉塞性肺疾患があるという。急性化膿性歯髄炎と診断され、局所麻酔下にて抜髄が行われることになった。処置中に患者に装着した機器の写真(別冊午後No.17)を別に示す。測定しているのはどれか。2つ選べ。

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1: 脈拍

2: 脈圧

3: 収縮期血圧

4: 経皮的動脈血酸素飽和度

第22回午前:第42問

55歳の女性。下顎前歯部歯肉の腫れを気にして来院した。2年前に不整脈で心臓ペースメーカーの埋め込み手術を受けているという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.5 A、B)を別に示す。 歯周基本治療に使用するのはどれか。

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1: 電気メス

2: Er:YAGレーザー

3: 超音波スケーラー

4: シックルタイプスケーラー

第28回午前:第50問

34歳の男性。右側顎下部の疼痛を訴えて来院した。下顎右側智歯周囲炎をたびたび起こしていたが、4日前より顎下部の疼痛が増し、開口障害も発現したという。開口は1横指であり、右側顎下部の自発痛、圧痛は著しく、強い嚥下痛もみられた。初診時の顔貌写真(別冊午前No.9A)と顎下隙を開放し消炎手術を行っている写真(別冊午前No.9B)を別に示す。顎下隙の開放・排膿の直後に行う処置はどれか。

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1: 創面の縫合

2: 試験的穿刺

3: ドレーン挿入

4: 顎下隙の洗浄

第23回午後:第38問

26歳の女性。上顎左側第二小白歯の冷水痛を訴え来院した。コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊午後No.4A)、う蝕検知液使用時の口腔内写真(別冊午後No.4B)および窩洞整理後の口腔内写真(別冊午後No.4C)を別に示す。この操作により除去されたのはどの層までか。 別冊 午後 No.4 A、B、C 写真

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1: 多菌層

2: 寡菌層

3: 先駆菌層

4: 混濁層

第26回午前:第41問

45歳の女性。上顎左側側切歯の変色を主訴として来院した。4年前から気付いていたが放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.5)を別に示す。 変色の原因として考えられるのはどれか。

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1: 喫煙

2: 歯髄壊死

3: 象牙質形成不全症

4: テトラサイクリン服用

第31回午前:第46問

45歳の女性。下顎左側小臼歯部の審美障害を主訴として来院した。CAD/CAMシステムにより製作されたクラウンの写真(別冊午前 No.13A、B、C)を別に示す。 合着に用いるのはどれか。1つ選べ。

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1: 接着性レジンセメント

2: カルボキシレートセメント

3: グラスアイオノマーセメント

4: レジン添加型グラスアイオノマーセメント