55歳男性。歯周治療を希望して来院した。口腔内写真(別冊午後No.18)を別に示す。 ブラッシング指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 歯間ブラシを併用する。
2: ローリング法を指導する。
3: 研磨性の高い歯磨剤を勧める。
4: 毛先の当て方を鏡で確認させる。
次の文を読み、〔問題 65〕、〔問題 66〕に答えよ。 45歳の男性。口臭とブラッシング時の出血を主訴として来院した。ペースメーカーを装着している。初診時の口腔内写真(別冊午後No.15)を別に示す。 別冊 午後 No.15写真 口腔衛生指導を実施し、1か月後にO LearyのPCRが20%以下となった。 処置を開始するよう歯科医師から指示された。 使用するのはどれか。2つ選べ。
1: フッ化物塗布溶液
2: 超音波スケーラー
3: シュガーマンファイル
4: ユニバーサルキュレット
30歳の男性。矯正歯科治療のため来院した。前科医師から口腔衛生管理を行うよう指示を受けた。う蝕リスクの評価結果を図に示す。 推奨するのはどれか。2つ選べ。
1: 代用甘味料
2: 小窩裂溝塡塞
3: 口腔保湿スプレー
4: 1,450ppmF配合歯磨剤
67歳の女性。家族の希望で歯科訪問診療を行った。2年前に交通事故で頭部を受傷し、以来寝たきりの全介助で生活しているという。夫の話では、時々むせることもあるが、発熱は無いという。初回訪問時の食後の口腔内写真(別冊午前No.25)を別に示す。 家族に指導する口腔清掃用具で必要性が高いのはどれか。2つ選べ。
1: 軟毛歯ブラシ
2: スポンジブラシ
3: デンタルフロス
4: ジェット水流洗口器
81歳の男性。義歯舌側部に付着した白色物の除去を希望して来院した。下顎部分床義歯は1年前に装着したという。矢印で示す付着物を超音波洗浄器で除去することになった。使用中の義歯の写真(別冊午前 No.15)を別に示す。 併用するのはどれか。1つ選べ。
1: 温湯
2: 酸性溶液
3: 中性洗剤
4: アルコール
45歳の女性。右側頬粘膜部の痛みを主訴として来院した。2週間前に頬粘膜の異常に気付き、接触痛を自覚するようになったという。両側の頬粘膜部に網状の白色病変を認めた。口腔内写真(別冊午後No.18)を別に示す。考えられるのはどれか。1つ選べ。
1: 天疱瘡
2: 帯状疱疹
3: 扁平苔癬
4: ヘルパンギーナ
70歳の女性。インプラント義歯のメインテナンスのため来院した。歯科医師より歯科保健指導を行うよう指示を受けた。口腔内写真(別冊午前 No.28)を別に示す。矢印の部位の口腔清掃用具として推奨するのはどれか。1つ選べ。
1: 粘膜ブラシ
2: 義歯用ブラシ
3: タフトブラシ
4: スポンジブラシ
次の文を読み、〔問題 61)、(問題 62〕に答えよ。 19歳の女性。ブラッシング時の出血を主訴として来院した。けいれん発作があるため医師からの処方薬を服用しているという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.19)を別に示す。 別冊 午前 No.19写真 原因と考えられる服用薬はどれか。
1: ニフェジピン
2: フェニトイン
3: カルバマゼビン
4: シクロスポリン
45歳の女性。上顎左側中切歯の歯根嚢胞の摘出手術を受けている。嚢胞を摘出している写真(別冊午前No.40)を別に示す。歯科医師より病理組織検査の指示があった。摘出した組織を直ちに保存するのはどれか。1つ選べ。
1: 水道水
2: 減菌水
3: ホルマリン液
4: ポビドンヨード液
60歳の女性。左側顎下部の違和感を訴えて来院した。食事時に左側顎下部に痛みを自覚するという一診断の結果、外科的処置を行うことになった。初診時のエックス線写真(別冊午前No.10A)と術中の口腔内写真(別冊午前No.10B)を別に示す。摘出しているのはどれか。
1: 唾石
2: ガマ腫
3: 迷入歯
4: 下顎隆起
78歳の男性。定期健診のため来院した。歯科医師から口腔衛生指導を行うよう指示を受けた。口腔内写真(別冊午後 No.39)を別に示す。 上下顎補綴装置の清掃に共通するのはどれか。1つ選べ。
1: 歯周ブラシ
2: タフトブラシ
3: スーパーフロス
4: スポンジブラシ
36歳の女性。歯周病の治療を希望して来院した。歯科医師よりスケーリングを指示された。口腔内写真(別冊午前No.28)を別に示す。バックポジションでこの部位のスケーリングを行う場合に使用するグレーシータイプキュレットの組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。
1: #7ーーー#11ーーー#14
2: #7ーーー#12ーーー#13
3: #8ーーー#11ーーー#14
4: #8ーーー#12ーーー#13
67歳の女性。左舌癌の切除再建術後3週で、主治医より退院後の口腔衛生管理を依頼された。まだ創部がしみるという。来院時の口腔内写真(別冊午前No.22)を別に示す。口腔衛生管理を行うにあたり考慮するのはどれか。2つ選べ。
1: 鼻呼吸
2: 体脂肪率
3: 舌の可動域
4: 患者の心理状態
45歳の女性。下顎左側小臼歯部の審美障害を主訴として来院した。CAD/CAMシステムにより製作されたクラウンの写真(別冊午前 No.13A、B、C)を別に示す。 合着に用いるのはどれか。1つ選べ。
1: 接着性レジンセメント
2: カルボキシレートセメント
3: グラスアイオノマーセメント
4: レジン添加型グラスアイオノマーセメント
72歳の女性。ブラッシング時、〈①歯肉からの出血〉を訴えて来院した。歯ブラシ操作を確認したところ、〈②把持に力が入らず細かな歯ブラシ操作が困難〉である。〈③下顎舌側面にプラークと歯石沈着があり〉、歯肉は発赤し腫脈している。〈④歯科医師よりブラッシング指導の指示を受けた〉。 Objective dataはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
24歳の女性。下唇の疼痛を主訴として来院した。4日前から同部に症状を自覚し、現在食事がしにくいという。以前より疲労時などに同様な症状を繰り返しているという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.15)を別に示す。矢印で示す粘膜病変は、下唇〈①赤唇部〉に2mm程度の〈②菱形〉を呈している。病変の表層は白色の〈③偽膜〉で覆われており、その周囲に怪度の〈④貧血帯〉がみられる。 下線部分で適切なのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
62歳の男性。補綴治療前の口腔内写真(別冊午後No.8)を別に示す。矢印が示す所見の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 低位咬合
2: 慢性歯周炎
3: ブラキシズム
4: 対合歯の誘導
61歳の男性。舌右側の痛みを訴えて来院した。口腔内写真(別冊午後No.9)を別に示す。舌癌と診断され、舌部分切除術が予定された。 予想される術後の障害はどれか。2つ選べ。
1: 嚥下
2: 捕食
3: 咀嚼
4: 唾液分泌
64歳の女性。口を閉じることができないと訴えて来院した。食事中に突然咬めなくなったという。左側顎関節脱臼と診断され徒手整復を行うことになった。エックス線写真(別冊午後No.10)を別に示す。下顎頭を誘導する正しい方向はどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
48歳の女性。下顎右側臼歯部の腫脹を主訴として来院した。慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療後に歯周外科処置が行われた。術中の口腔内写真(別冊午前No.11)を別に示す。矢印で示す部位に使用するのはどれか。2つ選べ。
1: ラウンドバー
2: カークランドメス
3: シュガーマンファイル
4: カーボランダムポイント