26歳の女性。上顎左側第二小白歯の冷水痛を訴え来院した。コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊午後No.4A)、う蝕検知液使用時の口腔内写真(別冊午後No.4B)および窩洞整理後の口腔内写真(別冊午後No.4C)を別に示す。この操作により除去されたのはどの層までか。 別冊 午後 No.4 A、B、C 写真
1: 多菌層
2: 寡菌層
3: 先駆菌層
4: 混濁層
46歳の男性。下顎右側犬歯の歯の動揺と歯肉退縮を主訴として来院した。検査時の口腔内写真(別冊午前 No.5A)とポケット探針の写真(別冊午前 No.5B)を別に示す。 アタッチメントレベルはどれか。
1: 3 mm
2: 5 mm
3: 8 mm
4: 10 mm
31歳の女性。上下顎右側第一大臼歯のう蝕の診査を希望して来院した。歯科医師より咬翼法のエックス線写真撮影の準備を指示された。撮影に必要な器具の写真(別冊午前No.29)を別に示す。準備するのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
45歳の女性。下顎右側臼歯部の咀嚼困難を主訴として来院した。診査の結果、全部鋳造金属冠を製作することになった。支台歯形成終了後に製作した模型と使用する器材の写真(別冊午後No.11)を別に示す。これらを用いて印象採得を行う予定である。矢印で示す器材の目的はどれか。2つ選べ。
1: 支台歯表面のプラーク付着防止
2: 支台歯印象面の寸法精度の向上
3: 支台歯表面の外来刺激からの保護
4: 歯肉縁下フィニッシュラインの明示
65歳の男性。上顎癌のため放射線治療を受けている。口腔粘膜炎を発症したため、歯科医師から口腔衛生管理を行うよう指示された。口腔内写真(別冊 午後 No.37)と口腔内症状の表(別冊午後 No.38)を別に示す。 適切な対応はどれか。2つ選べ。
1: アイスマッサージの実施
2: 軟らかい歯ブラシの使用
3: キシロカイン含有含嗽剤の使用
4: 接触痛のある部位の清掃の回避
26歳の女性。上顎左側第一大臼歯抜去のため水平位で浸潤麻酔を行ったところ、めまい、脱力感を訴えた。颜面着白、冷汗を認め、血圧70/50 mmHg、脈拍数50回/分であった。適切な対応はどれか。
1: 起座位にする。
2: 冷罨法をする。
3: 下肢を举上する。
4: 呼気を再吸入させる。
70歳の男性。上全部床義歯の紛失による咀嚼障害を主訴として来院した。上顎精密印象採得後の写真(別冊午後 No.11)を別に示す。丸で囲んだ部分の解剖学的指標はどれか。1つ選べ。
1: 口蓋小窩
2: 上唇小帯
3: 切歯乳頭
4: 翼突下顎ヒダ
60歳の女性。歯肉からの出血を訴えて来院した。歯周基本治療で局所麻酔下にて歯周ポケット掻爬を行った。処置直後の写真(別冊午後 No.26)を別に示す。麻酔効果の消失後、出現すると考えられるのはどれか。1つ選べ。
1: 構音障害
2: 拍動性の疼痛
3: 歯根膜腔の拡大
4: 象牙質知覚過敏症
55歳の女性。下顎前歯部歯肉の腫れを気にして来院した。2年前に不整脈で心臓ペースメーカーの埋め込み手術を受けているという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.5 A、B)を別に示す。 歯周基本治療に使用するのはどれか。
1: 電気メス
2: Er:YAGレーザー
3: 超音波スケーラー
4: シックルタイプスケーラー
4歳の男児。下右側顎第一乳臼歯のう蝕の治療を希望して来院した。乳歯用既製冠を用いた歯冠修復を行うことになった。支台歯形成後に使用する器材の写真(別冊午前No.42A)と器具の写真(別冊午前No.42B)を別に示す。Aを選択した後に使用するのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
58歳の女性。歯肉からの出血と起床時の頭の疲れを主訴として来院した。数年前から自覚していたが放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.12) を別に示す。 上下顎前歯部にみられる歯の形態異常に関与すると考えられる習癖はどれか。 1つ選べ。
1: 舌突出癖
2: タッピング
3: クレンチング
4: グラインディング
25歳の男性。下顎右側水平埋伏智歯を抜去した。抜去直後の抜歯窩内の写真(別冊午後No.12)を別に示す。矢印で示す白色の索状物に外科用バキュームの先端が触れた時、患者は激烈な疼痛を訴えた。この後、縫合を行い止血を確認し手術は完了した。抜歯後の注意事項とともに、患者に伝えておく必要のある症状はどれか。
1: 運動麻痺
2: 知覚麻痺
3: 電撃様疼痛
4: 不随意運動
6歳の女児。奥歯の歯ぐきが気になることを主訴として来院した。う蝕リスクが高いとの診断で歯科医師の指導により下顎左側第一大臼歯に可及的に小窩裂溝塡塞を行うことになった。口腔内写真(別冊午後No.30)を別に示す。塡塞前に行うのはどれか。2つ選べ。
1: 咬合調整
2: 歯面清掃
3: 水洗・乾燥
4: ラバーダム防湿
70歳の女性。上顎義歯の破折による咀嚼困難を主訴として来院した。使用中の義歯は10年前に装着したという。診察の結果、上下顎全部床義歯を製作することになった。治療過程の写真(別冊午前 No.14A,B)を別に示す。 この操作で決定するのはどれか。1つ選べ。
1: 咬合高径
2: 口唇豊隆度
3: 仮想咬合平面
4: 水平的下額位
42歳の女性。歯の動揺を訴えて来院した。検査の結果、小臼歯から大臼歯にかけて2度の動揺を認めたため暫間固定を行った。固定後の口腔内写真(別冊午前 No.9)を別に示す。固定法の種類はどれか。
1: A-スプリント
2: ホーレー型固定
3: オクルーザルスプリント
4: エナメルボンディング固定
4歳の男児。下顎左側第二乳臼歯のう蝕治療を希望して来院した。潰瘍性歯髄炎と診断し、局所麻酔下に生活歯髄切断後、既製乳歯冠修復を行った。診療後の保護者への説明で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 口唇をよく冷やしてください。
2: すぐに食事をしてもかまいません。
3: しばらくの間ガーゼを咬ませていてください。
4: 今日は粘着性のある食品を食べるのは控えてください。
70歳の男性。下顎義歯紛失による咀嚼困難を主訴として来院した。部分床義歯による治療を行うことになった。完成した義歯の研磨面と粘膜面の写真 (別冊午後 No.14A,B)を別に示す。 義歯装着に際して、最初に適合を確認するのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
25歳の女性。う蝕の治療を希望して来院した。上顎前歯隣接面にコンポジットレジン修復を行うことになり、歯科医師より即時歯間分離の指示があった。器具の写真(別冊午前No.35)を別に示す。使用するはのどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
2歳1か月の男児。来院2時間前に転倒し、上顎右側乳中切歯が陥入したという。特に痛みの訴えはない。 エックス線検査の結果、歯根の破折などは見られない。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.10)を別に示す。 考えられる対応はどれか。
1: 経過観察
2: 抜髄
3: 再植
4: 抜歯
45歳の女性。下顎左側犬歯の咬合痛を主訴として来院した。診査の結果、慢性根尖性歯周炎と診断され、歯根尖切除術を行うことになった。術中の写真(別冊午後No.27A)と使用器具の写真(別冊午後No.27B)を別に示す。根尖部不良肉芽組織の除去に使用するのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④