第28回午後第57問の類似問題

第30回午前:第55問

10歳の女児。前歯で食物を咬み切れないことを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.19)を別に示す。原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。

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1: 咬唇癖

2: 舌突出癖

3: 小帯の異常

4: 乳歯の早期喪失

第30回午前:第47問

40歳の女性。上顎前歯部の審美障害を主訴として来院した。オールセラミックブリッジによる治療が開始された。治療過程で用いる模型に装着した支台築造体の写真(別冊午前 No.11A)とプロビジョナルレストレーションの写真(別冊午前 No.11B)を別に示す。Bの目的はどれか。1つ選べ。

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1: 歯髄の保護

2: 残存歯質の補強

3: 歯冠部の色調選択

4: 最終補綴装置の設計判断

第31回午前:第50問

10歳の女児。口唇の異常を主訴として来院した。3日前に気付いたが痛みはないという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.17)を別に示す。 下線部分で適切なのはどれか。2つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第29回午前:第104問

45歳の女性。上顎左側中切歯の歯根嚢胞の摘出手術を受けている。嚢胞を摘出している写真(別冊午前No.40)を別に示す。歯科医師より病理組織検査の指示があった。摘出した組織を直ちに保存するのはどれか。1つ選べ。

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1: 水道水

2: 減菌水

3: ホルマリン液

4: ポビドンヨード液

第27回午後:第107問

5歳の男児。下顎左側第二乳臼歯のう蝕治療のため保護者と来院した。 う蝕象牙質の除去中に露髄がみられたため、生活歯髄切断法を行うことになった。 歯髄切断後に貼付するのはどれか。

1: 水酸化カルシウム

2: ホルマリンクレゾール

3: グラスアイオノマーセメント

4: 酸化亜鉛ユージノールセメント

第31回午前:第101問

24歳の女性。下顎左側埋伏智歯部の痛みと腫れを主訴として来院した。診察の結果、抜歯を行うことになった。器具とその先端の写真(別冊午前 No.36)を別に示す。 粘膜骨膜弁の翻転に使用するのはどれか。2つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第30回午前:第62問

11歳の男児。脳性麻痺の診断を受けている。家族が口腔清掃をしている写真(別冊午前 No.22)を別に示す。矢印で示す器具の使用目的はどれか。2つ選べ。

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1: 防湿

2: 開口保持

3: 視野確保

4: 舌突出防止

第23回午後:第41問

7歳の男児。上顎左側第一大臼歯に冷水痛を訴え来院した。エックス線写真により歯髄に近接した透過像を認めた。浸潤麻酔下で軟化象牙質を除去したが、軟化象牙質が残存した状態で水酸化カルシウムを貼付後仮封し、3か月後に再度の来院を指示した。 この術式はどれか。

1: 生活断髄法

2: 直接覆髄法

3: 歯髄鎮静療法

4: 暫間的間接覆髄法

第28回午前:第100問

23歳の女性。上顎右側第一大臼歯のう蝕治療を希望して来院した。レジンインレーの装着を予定している。作製したレジンインレーの写真(別冊午前No.26A)と器具の写真(別冊午前No.26B)を別に示す。セメント合着後、最初に使用するのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第27回午前:第57問

5歳の男児。上顎第二乳臼歯の咀嚼時痛を主訴として来院した。一部性の歯髄炎と診断され、生活歯髄切断法を行うことになった。処置の手順を図に示す。 天蓋の除去   ↓ 冠部歯髄の除去・洗浄   ↓  【①】   ↓ 髄腔の洗浄・止血・乾燥   ↓ 糊別の貼付 ①の処置で使用するのはどれか。

1: Kファイル

2: ラウンドバー

3: 根管長測定器

4: 70%アルコール

第29回午後:第93問

摂食嚥下障害に対して上顎に装置を製作した。装置の写真(別冊午後No.32)を別に示す。改善できるのはどれか。1つ選べ。

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1: 口唇閉鎖不全

2: 舌骨挙上不全

3: 鼻咽腔閉鎖不全

4: 食道入口部開大不全

第25回午後:第39問

48歳の女性。上顎左側臼歯部のブラッシング時の疼痛を訴えて来院した。う蝕は認められなかった。初診時の口腔内写真(別冊午後No.5)を別に示す。原因歯を特定するために行う検査として有効なのはどれか。

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1: 打診

2: 透照診

3: 擦過診

4: 歯髄電気診

第31回午前:第47問

70歳の女性。上顎義歯の破折による咀嚼困難を主訴として来院した。使用中の義歯は10年前に装着したという。診察の結果、上下顎全部床義歯を製作することになった。治療過程の写真(別冊午前 No.14A,B)を別に示す。 この操作で決定するのはどれか。1つ選べ。

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1: 咬合高径

2: 口唇豊隆度

3: 仮想咬合平面

4: 水平的下額位

第29回午前:第42問

67歳の男性。歯痛を主訴として来院した。下顎左側第二大臼歯に大きなう窩を認め、根管治療が行われることになった。処置中の口腔内写真(別冊午前No.8)を別に示す。丸で囲んだ部分の目的はどれか。1つ選べ。

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1: 接触点の回復

2: 薬液の漏出防止

3: 歯間乳頭部の保護

4: 感染象牙質の再石灰化

第26回午前:第76問

40歳の女性。奥歯に物が挟まることを主訴として来院した。器材の写真(別冊午前No.21)を別に示す。 検査に用いるのはどれか。2つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第26回午後:第40問

34歳の男性。上顎左側第一小臼歯の痛みを主訴として来院した。窩洞形成を行い間接修復することになった。窩洞形成後の口腔内写真(別冊午後No.5)を別に示す。 印象採得に用いるのはどれか。

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1: アルジネート印象材

2: シリコーンラバー印象材

3: 酸化亜鉛ユージノール印象材

4: モデリングコンパウンド印象材

第30回午後:第108問

8歳の男児。う蝕治療のため来院した。アテトーゼ型脳性麻痺のため、不随意運動と強いかみしめにより開口が得られず、開口器を使用することになった。適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 臼歯部に咬ませる。

2: 最大開口位で保持する。

3: 保護者の同意を得てから装着する。

4: 肘と膝をまっすぐに伸ばしてから抑制する。

第30回午後:第100問

43歳の女性。上顎左側第二大臼歯の根管治療を行い、根管形成は終了し、40番まで拡大している。根管充塡を行うにあたり、根管長を確認することになった。器具の写真(別冊午後 No.34)を別に示す。根管内を洗浄後、最初に使用する器具はどれか。1つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第27回午後:第55問

17歳の男子、動的治療中に装置の調整のために来院した。矯正装置にアーチワイヤーを装着したときの口腔内写真(別冊午後No.11)を別に示す。 矢印の位置でアーチワイヤーを口腔内で切断するのに適している器具はどれか。

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1: ワイヤーカッター

2: ライトワイヤープライヤー

3: ディスタルエンドカッター

4: ピンアンドリガチャーカッター

第31回午後:第102問

11歳の女児。う蝕治療のため保護者と来院した。てんかんの既往歴があるという。治療中に突然意識を消失し、欠神発作を起こした。 適切な対応はどれか。1つ選べ。

1: 部屋を明るくする。

2: 酸素吸入の準備をする。

3: バックレストを起こす。

4: 口腔内の器具を取り除く。