55歳の女性。下顎左側第一大臼歯部の欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、固定性ブリッジによる治療が開始された。器材の写真(別冊午後 No.15A)とこれを用いて患者へ説明している口腔内写真(別冊午後 No.15B)を別に示す。 本器材により効果的に清掃できる部位はどれか。2つ選べ。
1: 連結部
2: ポンティック基底面
3: 隣接歯との接触点部
4: 支台装着頬側中央頸部
45歳の男性。下顎第一大臼歯の全部金属冠の印象採得を行うことになった。圧排糸を用いて歯肉排除を行うよう歯科医師から指示された。 正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 支台歯の歯頸部全周より数mm短いものを使用する。
2: 硫酸アルミニウムを浸透させる。
3: ジンパッカーで歯肉溝に挿入する。
4: 探針で取り出す。
75歳の男性。義歯不適合を主訴として来院した。義歯製作過程の個人トレーの写真(別冊午前No.7)を別に示す。矢印で示す材料の目的はどれか。2つ選べ。
1: 顎堤粘膜への圧力防止
2: 印象採得時の軟組織の保護
3: 顎堤粘膜への加圧形態の記録
4: 機能運動に調和した辺縁形態の獲得
40歳の女性。上顎前歯部の審美障害を主訴として来院した。オールセラミックブリッジによる治療が開始された。治療過程で用いる模型に装着した支台築造体の写真(別冊午前 No.11A)とプロビジョナルレストレーションの写真(別冊午前 No.11B)を別に示す。Bの目的はどれか。1つ選べ。
1: 歯髄の保護
2: 残存歯質の補強
3: 歯冠部の色調選択
4: 最終補綴装置の設計判断
42歳の女性。上顎左側大臼歯部からの出血を主訴として来院した。歯周組織検査の結果、慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療を開始した。歯科医師から歯石除去を行うよう指示された。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.26)を別に示す。 矢印で示す部位に使用するグレーシータイプキュレットはどれか。1つ選べ。
1: #1
2: #8
3: #11
4: #12
70歳の男性。上顎全部床義歯の不適合による咀嚼障害を主訴として来院した。義歯製作過程で用いる器材の写真(別冊午前 No.12A、B)を別に示す。これを使用する目的はどれか。2つ選べ。
1: 顎堤部の粘膜調整
2: 顎堤粘膜形態の再現
3: 顎堤粘膜面部の保護
4: 顎堤粘膜翻転部の印記
24歳の女性。下顎左側埋伏智歯部の痛みと腫れを主訴として来院した。診察の結果、抜歯を行うことになった。器具とその先端の写真(別冊午前 No.36)を別に示す。 粘膜骨膜弁の翻転に使用するのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
48歳の女性。下顎右側臼歯部の腫脹を主訴として来院した。慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療後に歯周外科処置が行われた。術中の口腔内写真(別冊午前No.11)を別に示す。矢印で示す部位に使用するのはどれか。2つ選べ。
1: ラウンドバー
2: カークランドメス
3: シュガーマンファイル
4: カーボランダムポイント
50歳の男性。食事中に仮封材が脱離したことを主訴として来院した。下顎左側第一大臼歯の歯内治療を継続しており、直ちに根管治療を行うことになった。ラバーダムシート装着途中の口腔内写真(別冊午後 No.11)を別に示す。 歯頸部の括約に用いるのはどれか。1つ選べ。
1: 探針
2: ピンセット
3: 錬成充塡器
4: エキスカベーター
31歳の女性。上下顎右側第一大臼歯のう蝕の診査を希望して来院した。歯科医師より咬翼法のエックス線写真撮影の準備を指示された。撮影に必要な器具の写真(別冊午前No.29)を別に示す。準備するのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
40歳の女性。上顎左側側切歯の支台築造予定歯に軟化象牙質が残存していた。メタルコアの窩洞形成を行うときに準備する器具はどれか。2つ選べ。
1: レンツロ
2: 根管バー
3: ラウンドバー
4: インバーテッドコーンバー
45歳の女性。下顎左側小臼歯部の審美障害を主訴として来院した。CAD/CAMシステムにより製作されたクラウンの写真(別冊午前 No.13A、B、C)を別に示す。 合着に用いるのはどれか。1つ選べ。
1: 接着性レジンセメント
2: カルボキシレートセメント
3: グラスアイオノマーセメント
4: レジン添加型グラスアイオノマーセメント
38歳の女性。下顎右側臼歯部の冷水痛を主訴として来院した。小臼歯および大臼歯にう蝕を認めたため問接修復を行うことになった。完成した修復物の写真(別冊午後No.5)を別に示す。合着に適するセメントはどれか。
1: レジンセメント
2: リン酸亜鉛セメント
3: カルボキシレートセメント
4: グラスアイオノマーセメント
46歳の男性。下顎右側第二小臼歯の歯冠が折れたことを主訴として来院した。慢性根尖性歯周炎と診断され、感染根管治療を行うことになった。初診時の口腔内写真A(別冊午後No.6 A)と感染根管開始直前の口腔内写真B(別冊午後No.6 B)を別に示す。 感染根管治療開始前に患歯に施された処理はどれか。
1: 隔壁の形成
2: 歯肉の圧排
3: 咬合の確保
4: 暫間被覆冠の装着
45歳の男性。上顎右側第一大臼歯にインプラント治療を受けている。上部構造印象採得時の口腔内写真(別冊午前No.38A)と印象用トレーの写真(別冊午前No.38B)を別に示す。適切なのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
63歳の女性。下顎左側第一大臼歯の違和感を主訴として来院した。検査の結果、慢性歯周炎と診断された。初診時の口腔内写真(別冊午前No.9A)、エックス線写真(別冊午前No.9B)および歯周組織検査結果の一部(別冊午前No.10)を別に示す。分岐部に行うと考えられる処置はどれか。1つ選べ。
1: へミセクション
2: ルートセパレーション
3: ルートアンプテーション
4: ファーケーションプラスティ
30歳の女性。上顎臼歯部の歯内治療後の歯冠補綴治療を希望して来院した。CAD/CAM冠による治療を行うことになった。装置設計時の写真(別冊午前 No.10A)と完成時の写真(別冊午前 No.10B)を別に示す。AからBへの製作過程で行われるのはどれか。1つ選べ。
1: 築盛法
2: 鋳造法
3: 筆積み法
4: 切削加工法
58歳の女性。下顎右側大臼歯部のブラッシング時の出血を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.7 A)、エックス線写真(別冊午後 No.7 B)および歯周組織検査結果の一部(別冊午後 No.8)を別に示す。第一大臼歯に対する処置で考えられるのはどれか。1つ選べ。
1: 歯根分離
2: トンネリング
3: ヘミセクション
4: ファーケーションプラスティ
23歳の女性。上顎右側第一大臼歯のう蝕治療を希望して来院した。レジンインレーの装着を予定している。作製したレジンインレーの写真(別冊午前No.26A)と器具の写真(別冊午前No.26B)を別に示す。セメント合着後、最初に使用するのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
全部床義歯の印象採得で正しいのはどれか、2つ選べ。
1: 翼突下顎ヒダは下顎印象域に含まれる。
2: 既製トレーの修正は試適してから行う。
3: 筋圧形成は口蓋隆起部の精密印象を目的に行う。
4: 精密印象で得られた陰型から作業用模型を製作する。