第28回午後第40問の類似問題

第31回午前:第96問

5歳の女児。下顎左側第一乳臼歯のう蝕治療を希望して来院した。診断の結果、乳歯用既製金属冠を用いた歯冠修復を行うことになった。 マージン部の適合に用いるのはどれか。1つ選べ。

1: 咬合面調整鉗子

2: クラウンセッター

3: コンタクトゲージ

4: ゴードンのプライヤー

第24回午前:第41問

36歳の女性。臼歯部の鋭い自発痛を訴えて来院した。湿刺激および打診に対して強く反応する。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.5A)とエックス線写真(別冊午前 No.5B)とを別に示す。考えられる処置はどれか。

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1: 間接覆髄法

2: 麻酔抜髄法

3: 生活歯髄切断法

4: アペキソゲネーシス

第28回午後:第105問

6歳の男児。下顎右側第二乳臼歯のう蝕治療を希望して保護者と来院した。既製金属冠による歯冠修復を行うことになった。治療で使用する器具の写真(別冊午後No.29)を別に示す。正しい用途はどれか。

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1: 冠縁の削除

2: 装着時の圧接

3: 咬合面の調整

4: マージン部の適合

第26回午前:第83問

45歳の女性。歯磨き時に上顎右側臼歯部の歯肉から出血することを主訴として来院した。口腔内写真(別冊午前No.23)を別に示す。 ブラッシング指導時に、患者からどのような歯磨剤が良いか質問を受けた。 症状を緩和する歯磨剤の薬効成分はどれか。

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1: 硝酸カリウム

2: トラネキサム酸

3: フッ化第一スズ

4: ピロリン酸ナトリウム

第28回午前:第42問

58歳の男性。下顎左側第一大臼歯の違和感を主訴として来院した。感染根管治療を行うことになった。初診時のエックス線写真(別冊午前No.3)を別に示す。矢印で示す破折ファイルの除去で用意するのはどれか。

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1: EDTA

2: 有鈎探針

3: スプレッダー

4: マセランキット

第28回午後:第48問

45歳の女性。下顎右側臼歯部の咀嚼困難を主訴として来院した。診査の結果、全部鋳造金属冠を製作することになった。支台歯形成終了後に製作した模型と使用する器材の写真(別冊午後No.11)を別に示す。これらを用いて印象採得を行う予定である。矢印で示す器材の目的はどれか。2つ選べ。

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1: 支台歯表面のプラーク付着防止

2: 支台歯印象面の寸法精度の向上

3: 支台歯表面の外来刺激からの保護

4: 歯肉縁下フィニッシュラインの明示

第29回午前:第42問

67歳の男性。歯痛を主訴として来院した。下顎左側第二大臼歯に大きなう窩を認め、根管治療が行われることになった。処置中の口腔内写真(別冊午前No.8)を別に示す。丸で囲んだ部分の目的はどれか。1つ選べ。

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1: 接触点の回復

2: 薬液の漏出防止

3: 歯間乳頭部の保護

4: 感染象牙質の再石灰化

第28回午前:第49問

34歳の男性。右側顎下部の疼痛を訴えて来院した。下顎右側智歯周囲炎をたびたび起こしていたが、4日前より顎下部の疼痛が増し、開口障害も発現したという。開口は1横指であり、右側顎下部の自発痛、圧痛は著しく、強い嚥下痛もみられた。初診時の顔貌写真(別冊午前No.9A)と顎下隙を開放し消炎手術を行っている写真(別冊午前No.9B)を別に示す。矢印で示す器具はどれか。

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1: 破骨鉗子

2: 剝離剪刀

3: 眼科剪刀

4: モスキート鉗子

第26回午後:第100問

27歳の女性。妊娠8か月である。下顎左側臼歯部の咬合痛を主訴として来院した。プロービングを行うために水平位にしたところ、悪心を訴え、冷汗、血圧低下がみられた。正しい対応はどれか。

1: 頭部を下肢より低くする。

2: 下肢を腹部より高くする。

3: 仰臥位のまま安静を保つ。

4: 左を下にした側臥位にする。

第28回午前:第45問

63歳の女性。上顎左側臼歯部歯肉からの出血を主訴として来院した。ブラッシング指導とスケーリング後に SRP を行うことになった。口腔内写真(別冊午前 No.6A)とグレーシータイプキュレットの写真(別冊午前 No.6B)を別に示す。 丸印で囲んだ部位に用いるのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第25回午後:第44問

55歳の男性。下顎右側臼歯部の歯肉からの出血を訴えて来院した。1か月前から自覚していたが痛みがないためそのままにしていたという。歯周組織検査の結果、検査器具の先端が舌側まで貫通しているのが確認できた。歯周組織検査時の口腔内写真(別冊午後No.7)を別に示す。貫通部位の清掃に有効なのはどれか。2つ選べ。

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1: 歯間ブラシ

2: 口腔洗浄器

3: ラバーチップ

4: スーパーフロス

第30回午後:第110問

45歳の女性。局所麻酔下で下顎左側第三大臼歯の抜去中、痛みとめまいを訴え顔面蒼白になった。その後、徐脈および血圧低下を認めた。考えられる偶発症はどれか。1つ選べ。

1: 低酸素症

2: 過換気症候群

3: 血管迷走神経反射

4: アナフィラキシーショック

第28回午前:第43問

55歳の男性。下顎左側臼歯部の疼痛と腫脹を主訴として来院した。2日前から歯肉が腫れ、痛みがあったが放置していたという。LDDSを行うことになった。初診時の口腔内写真(別冊午前No.4A)と処置時の口腔内写真(別冊午前No.4B)を別に示す。この処置で用いた薬剤はどれか。

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1: アモキシシリン

2: ポビドンヨード

3: ミノサイクリン塩酸塩

4: ベンゼトニウム塩化物

第30回午後:第104問

60 歳の男性。上題右側第二大臼歯の痛みを主訴として来院した。診断の結果抜歯を行うことになり、歯科医師より器具の準備をするよう指示を受けた。器具とその先端の写真(別冊午後 No.37)を別に示す。患歯の脱臼に使用するのはどれか。1つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第29回午前:第69問

28歳の女性。歯肉の違和感を主訴として来院した。6か月前から自覚していたが放置していたという。口腔内写真(別冊午前No.26)を別に示す。認められるのはどれか。2つ選べ。

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1: クレフト

2: 歯肉からの出血

3: 辺縁歯肉の腫脹

4: 歯肉縁上歯石の付着

第31回午後:第44問

50歳の男性。食事中に仮封材が脱離したことを主訴として来院した。下顎左側第一大臼歯の歯内治療を継続しており、直ちに根管治療を行うことになった。ラバーダムシート装着途中の口腔内写真(別冊午後 No.11)を別に示す。 歯頸部の括約に用いるのはどれか。1つ選べ。

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1: 探針

2: ピンセット

3: 錬成充塡器

4: エキスカベーター

第31回午後:第45問

60歳の男性。下顎臼歯部の欠損による咀嚼障害を主訴として来院した。診察の結果、残存歯と顎堤には問題がないため、部分床義歯を製作することになった。治療過程の写真(別冊午後 No.12)を別に示す。 矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

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1: クラスプ

2: レストシート

3: ガイドプレーン

4: フレームワーク

第29回午前:第51問

26歳の女性。下顎前歯部の違和感を主訴として来院した。2か月前に気付いたが、痛みがないため放置していたところ、徐々に大きくなってきたという。現在妊娠16週であり、全身疾患はない。口腔内写真(別冊午前No.17)を別に示す。患者への説明として適功なのはどれか。1つ選べ。

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1: 間食は避けて下さい。

2: 出産後はさらに大きくなります。

3: 症状に変化があっても様子をみてください。

4: ていねいなブラッシングを心がけてください。

第25回午後:第43問

51歳の女性。下顎右側前歯の動揺を訴えて来院した。下顎右側側切歯遠心部に深い歯周ポケットを認めた。歯周基本治療後、同部に歯周外科処置を行うことになった。初診時のエックス線写真(別冊午後No.6A)、不良肉芽組織除去後の航空写真(別冊午後No.6B)及び縫合直前の口腔内写真(別冊午後No.6C)を別に示す。この手術で再生するのはどれか。2つ選べ。

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1: 歯槽骨

2: 象牙質

3: エナメル質

4: セメント質

第29回午後:第45問

46歳の女性。上顎右側二第小臼歯の違和感を主訴として来院した。慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療を行った。再評価時のエックス線写真(別冊午後No.11)と歯周組織検査結果の一部(別冊午後No.12)を別に示す。歯周外科治療を行うことになった。考えられる術式はどれか。1つ選べ。

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1: ENAP

2: フラップ手術

3: 遊離歯肉移植術

4: 歯肉弁根尖側移動術