60歳の男性。下顎左側大臼歯部の歯質欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。下顎左側第一大臼歯に対して全部金属冠による治療が行われた。上下顎印象採得後に行った操作時の写真(別冊午前No.12A)と操作後の写真(別表冊午前No.12B)を別に示す。この操作でわかるのはどれか。1つ選べ。
1: 筋機能
2: 咬合力
3: 顎間関係
4: 咀嚼機能
56歳の女性。下顎右側第一大臼歯の違和感を主訴として来院した。1週前より症状が継続しているという。歯周組織検査結果の一部を表に示す。得られた情報はどれか。2つ選べ。
1: 歯槽骨吸収が存在する。
2: 頬舌方向へ0.6mm程度動く。
3: 歯肉退縮幅は1~2mmである。
4: 根分岐部の組織破壊は歯冠幅径の1/3である。
43歳の女性。下顎右側側切歯の着色を気にして来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前No.1 A,B)を別に示す。 着色部の側方拡大に関与しているのはどれか。
1: 歯髄
2: 随床底
3: 象牙芽細胞
4: エナメルー象牙境
55歳の男性。上顎右側臼歯部の欠損による咀嚼障害を主訴として来院し、補綴歯科治療が行われた。模型に装着した補綴装置の写真(別冊午前No.13A)とある操作中の補綴装置の写真(別冊午前No.13B)を別に示す。Bの操作で確認するのはどれか。2つ選べ。
1: 冠辺縁適合度
2: 冠内画適合度
3: 冠内面研磨状態
4: 冠隣接接触関係
45歳の女性。下顎前歯の痛みを主訴として来院した。昨夜から激しい拍動性疼痛と温熱痛があるという。初診時の口腔内写真(別冊午後No.7A)、エックス線写真(別冊午後No.7B)を別に示す。考えられる対応はどれか。2つ選べ。
1: SRP
2: LDDS
3: 咬合調整
4: 麻酔抜髄
48歳の女性。上顎左側臼歯部のブラッシング時の疼痛を訴えて来院した。う蝕は認められなかった。初診時の口腔内写真(別冊午後No.5)を別に示す。原因歯を特定するために行う検査として有効なのはどれか。
1: 打診
2: 透照診
3: 擦過診
4: 歯髄電気診
60歳の女性。下顎左側臼歯部の疼痛を訴えて来院した。慢性歯周炎と診断され、歯周治療が行われた。歯周外科治療後の口腔内写真(別冊午後No.28A)と口腔機能回復治療後の口腔内写真(別冊午後No.28B)を別に示す。SPT時に矢印で示した部位に使用するグレーシータイプキュレットはどれか。2つ選べ。
1: # 7
2: # 8
3: #11
4: #12
58歳の男性。下顎右側臼歯部の違和感を主訴として来院した。う窩は認められない。初診時のエックス線写真(別冊午後No.20)を別に示す。原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 食片圧入
2: 根尖病巣
3: 歯肉の炎症
4: アンキローシス
67歳の男性。歯痛を主訴として来院した。下顎左側第二大臼歯に大きなう窩を認め、根管治療が行われることになった。処置中の口腔内写真(別冊午前No.8)を別に示す。丸で囲んだ部分の目的はどれか。1つ選べ。
1: 接触点の回復
2: 薬液の漏出防止
3: 歯間乳頭部の保護
4: 感染象牙質の再石灰化
42歳の女性。上額前歯部歯肉の不快感を主訴として来院した。数年前から前歯部に排膿と出血が認めら、咬合時に動揺するという。プロービング深さは5〜8mmであり、慢性歯周炎と診断された。全身的には特記すべき事項はない。初診時の口腔内写真(別冊午前No.10A)とエックス線写真(別冊午前No10B)を別に示す。 リスクファクターとして考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 歯石
2: 小帯異常
3: 外傷性咬合
4: 歯の形態異常
4歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。上顎乳前歯の多歯面う蝕と診断され、コンボジットレジン冠修復を行うこととした。治療に用いる器材(別冊午後No.13A)と使用器材に対して処理した写真(別冊午後No.13B)を別に示す。 この処理の目的はどれか。2つ選べ。
1: 切縁の位置確認
2: 気泡の混入防止
3: 試適時の落下防止
4: 余剩レジンの流出
48歳の女性。歯肉の腫脹、発赤および歯の離開を主訴として来院した。数年前より自覚していたが放置していたという。口唇の乾燥を認める。プロービング深さは全額的に4〜5mmであり、動揺は認めない。初診時の口腔内写真(別冊午前No.11)を別に示す。 考えられる対応はどれか。
1: 暫間固定
2: 矯正治療
3: ナイトガード装者
4: オーラルスクリーン装着
23歳の女性。下顎前歯部の審美障害を改善するためにオールセラミックジャケット冠を製作することになった。支持歯形成後の精密印象採得に使用するトレーの写真(別冊午後No.23)を別に示す。 使用する印象材はどれか。
1: 寒天
2: 石膏
3: シリコーンラバー
4: 酸化亜鉛ユージノール
28歳の女性。左側臼歯部の冷水痛を訴えて来院した。口腔内診査ではう蝕は認められない。エックス線撮影を行うことになった。適切と思われる撮影法はどれか。2つ選べ。
1: 咬翼法
2: 咬合法
3: 二等分法
4: ウォーターズ法
50歳の男性。食事中に仮封材が脱離したことを主訴として来院した。下顎左側第一大臼歯の歯内治療を継続しており、直ちに根管治療を行うことになった。ラバーダムシート装着途中の口腔内写真(別冊午後 No.11)を別に示す。 歯頸部の括約に用いるのはどれか。1つ選べ。
1: 探針
2: ピンセット
3: 錬成充塡器
4: エキスカベーター
60歳の男性。下顎臼歯部の欠損による咀嚼障害を主訴として来院した。診察の結果、残存歯と顎堤には問題がないため、部分床義歯を製作することになった。治療過程の写真(別冊午後 No.12)を別に示す。 矢印で示すのはどれか。1つ選べ。
1: クラスプ
2: レストシート
3: ガイドプレーン
4: フレームワーク
44歳の女性。上顎左側臼歯部の欠損を主訴として来院した。診断の結果、ブリッジを新製することになった。印象採得時に使用する器材の写真(別冊午後No.36A、B)を別に示す。使用するのはどれか。1つ選べ。
1: 寒天印象材
2: シリコーンゴム印象材
3: モデリングコンパウンド
4: 酸化亜鉛ユージノール印象材
5歳の女児。下顎左側第一乳臼歯のう蝕治療を希望して来院した。診断の結果、乳歯用既製金属冠を用いた歯冠修復を行うことになった。 マージン部の適合に用いるのはどれか。1つ選べ。
1: 咬合面調整鉗子
2: クラウンセッター
3: コンタクトゲージ
4: ゴードンのプライヤー
14歳の女子。歯並びが悪いことを訴えて来院した。初診時の口腔内写真(別冊午後No.11A、B、C)を別に示す。上顎右側犬歯の位置異常はどれか。2つ選べ。
1: 低位
2: 遠心傾斜
3: 唇側転位
4: 交叉咬合
46歳の女性。上顎右側二第小臼歯の違和感を主訴として来院した。慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療を行った。再評価時のエックス線写真(別冊午後No.11)と歯周組織検査結果の一部(別冊午後No.12)を別に示す。歯周外科治療を行うことになった。考えられる術式はどれか。1つ選べ。
1: ENAP
2: フラップ手術
3: 遊離歯肉移植術
4: 歯肉弁根尖側移動術